某生鮮食品の会社が上手にインターネットを利用されているという話です。
地域に根ざしたこまめな展開をされています。
生鮮食品ですから、小額なものばかりですが、1件1件宅配するシステムを取られています。
昨今のインターネットの普及に伴い、ネットでの注文も受け付けるようになりました。
ネットのいいところは、コストを掛けず、多品種でもどんどん商品を紹介していけるところだそうです。
柔軟性も効きます。
すでに、初年度、会員数万人、売上は、数千万円/月の勢い。
もともと全国規模の組織ではありますが。

豊富な商品ストック、”発注〜配送” までの確立されたシステム、さらに、こまめに1人1人に対応していく個別システム。
すでに、そういう下地がありました。
そういう企業が、インターネットに乗っかっただけです。
システムが確立されていましたので、ネットへの移行もすんなりと。

インターネットで新しい事ができたり、そこに宝が眠っていたり・・そういう事ではありません。
しっかりとしたものを培って来た企業にこそ、インターネットは合っているのかも知れません。
ネット上に見える華やかな部分だけではなく、その裏にある、確立されたシステム。
まず、それが必要なんじゃないでしょうか?
だから、例えば、自社の製品に自信や誇りを持っている企業こそ、どんどんネットに進出して、限りない可能性を開拓していけるんだと思います。
ここで初めて、”限りない可能性” って言葉が出てくるんです。
一言に、培って来たものと言っても、それは!それは!
時間もお金も労力もそれなりの対価を支払いながら少しづつ作られていきます。

  ”インターネットから、いきなり登場!・・”

     ”パッ!っと華やかに登場!・・”

なんてのは、どうだかなー?
まず、しっかりとした本物の”基盤”や”下地”ありき!だと思います。
それが先決なんだと思います。

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